90年代をメインストリームに背を向けて過ごしてきたコアな人達には
「ハイスタンダード」というバンドの存在は特別なものがあると思う。
ハイスタは2011年に再結成し今年やっとニューアルバムをリリース。
そのハイスタのギターリスト「横山 健」のロングインタビューが「Guitar magazine」に
載ってておっさんの青春の思い出と共に読んでいたら、
もう何とも言えない熱い想いが込み上げてきたってわけ。
1stアルバム70万枚の内訳
ハイスタってインディーズでは異例のアルバムセールス100万枚のパンクバンドっていう
認識はあったけど1stも70万枚売ってたんだね。
しかもその内の30万枚が海外でのセールスなんだってさ。やっぱハイスタすごいや〜。
僕の中では世界のパンクバンドの日本代表がハイスタだって思ってた。
当時はメロディックなパンクが全盛期でいわゆる「メロコア」なんて呼ばれていて、
本誌を読んでいたら懐かしいバンドの名前がいくつか登場。
NOFXはもちろんちょ〜有名だし、ラグワゴンもよく聴いた。
そして少しマニアックなところで、かかわいいPOPパンクのWIZO。
ロカビリーでちょ〜かっこ良いリビングエンド。
本誌では載っていないけど他にもたくさんのパンクバンドがいたね。
い〜ぱい好きなバンドがいるけどそれはまたの機会に。
その中でNOFXのファット・マイクが主宰するレーベルからアルバムをリリースして、
海外のパンクバンド達と肩を並べてたんだからさ。
ハイスタが僕らにとって特別な存在だったことはうなずけるよね。
スケートとギターのクロスオーバー「Woodstics」
スケート関連情報を少々。
横山 健ってバンズのスニーカー履いたり、ディキーズのチノパン履いたりとスケートと
パンクをクロスオーバーさせてるけど、来年の2月を目処に「Woodstics」という
名前でスケートとギターを扱うブランドをスタートさせるみたい。
これって画期的だよね。
スケート×音楽で活躍する「トミー・ゲレロ」や「レイ・バービー」とかいるけど、
スケートとギターが同じ名前の「Woodstics」というブランドで展開して行くんだからね。
ちなみに「Woodstics」のロゴは横山 健 本人がデザインしたとか。
今後の動向に目が離せない。
機械やコンピューターじゃなく人間がやってんだ!
まあ「Guitar magazine」の方は是非読んでほしいんだけど、
横山 健のギターの腕前について否定している人がいて、本人も俺は下手だって言っているけど
それでも何故これだけ人を引き付ける音楽ができるのか?
機械じゃなく「横山 健っていう人間が弾いてんだ、黙ってろ」ってこと。
テクニックももちろん大切だと思うけどそれよりも人間力を鍛えなあかんって。
これってどんな事でも当てはまるなって。
例えば仕事もそうだよ。自信なさげにやてればそういう仕事の仕方になるし、
逆に胸はって自信に満ちあふれ堂々とやってれば共感してくれる人もいるしね。
これって僕に、ものすご〜く足りない部分。
その自信のなさをテクニックで補おうとするから時間も掛かるし最悪挫折するなんてことも。
出来ない事を出来ますって嘘つくんじゃなく、それさえも堂々と「できません」って言えること。
でもこういう事はできます!あれもできます!
それでもダメなら俺じゃなく他の奴を当たってくれ!
みたいな。
横山 健のように俺ギターへたっぴだけど何か?
それでも俺の音楽聴くと感動してくれる人がいるよ。
って方が気持ちいいし、かっこいい!
僕はあの人にもこの人に平均的に好かれようとするいやらしさが出てるんだよな〜
あ〜いやだいやだ。
それこそ機械じゃないんだから出来ないこともあるよ。完璧じゃない。
でもそこがいいでしょ♡ってかわいく言えるようになりたいね。
まぁ僕は横山 健のギターを下手だとは思わないし、逆に美しい旋律を求めてないしね(笑)
だってパンクロックだろ。めちゃくちゃなくらいがかっこいい!
「THE GIFT」贈り物をありがとう。
コメントを書く