僕らは悲しい事に大人になると創造的なことをやめてしまう

僕らは悲しい事に大人になると創造的なことをやめてしまう

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大多数の人は大人になると創造的な事をやめてしまう・・・

映画「BEAUTIFUL LOSERS」の冒頭でスケーターであり、アーティストの

エド・テンプルトンはこう語っている。

 

子供の頃は誰だって、絵を描いたり、色を塗ったり、物を作ったりする。

でも悲しいことに大人になると・・・

創造的なことをやめてしまう。

絵や物作りの楽しさを忘れてしまうんだ。

幸い僕は今も続けている。

 

いい加減大人になれよ。とか、いい年して!とか、常識とはこういうものだ!とか、

そんな外野の声を私たちはどれだけ気にして生きているんだろう?

 

この映画に登場するアーティスト達は今や世界でも注目される存在。

NIKEやGAPのCMを手がける「マイク・ミズル」や

スケートボードと自身の描くアートを世界中に発信することに成功した

「マーク・ゴンザレス」。

今でこそ成功を手に入れた彼らだが、もともとは「ルーザーズ(落ちこぼれ)」の

烙印を押された存在だった。

ニューヨークの小さなギャラリー「アレジット」に集まった彼らは

流行とは正反対のスタイルで自分たちのスタンダードを築いて行った。

そして彼らは90年代で最も刺激的なカルチャームーブメントを起こしていった。

 

彼らは特別な存在で運が良かったと言ってしまえばそれまでだが、

大人になった今だからこそ、自分の心の声に従って生きてみるものいいのでは?

常識の外側に得難いものがきっとあるはず。

そう、子供の頃のように絵を描きたければ描けばいい。

色を塗りたければ塗ればいい。物を作りたければ作ればいい。

人間の脳は10%しか使われていないという話しもあるくらいだから、

大人なった私たちのキャンバスにはまだきっとたくさんの余白が残っているはずだ。

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