フロリダのフィルムフェスティバルでオーディエンスアワードを受賞した短編映画「B級文化遺産」を紹介します。
とある街のスケーターがどこにでもあるマンホールの上に立っていると、
B級文化遺産協会の渡辺なる人物から突然、携帯電話に連絡が入る。
するとそのマンホールはB級文化遺産に登録されているマンホールとのことで予期しないペナルティが彼を襲う。
その時間はおよそ3分間。果たして彼は逃げ切ることが出来るのか?
この映画を見ていると昨今の遊びのない管理社会の是非を問うているように映る。
街の環境を守るのには、最低限のルールは必要だと思うが、全てにおいて厳しいルールが設定され、それを破ったら、
ペナルティを受ける。なんとも世知辛い世情をまるでゲームのようなストーリー展開で面白く描いている。
新しい発想には遊びも必要なんじゃないか?ルールに縛られて萎縮した若者から飛び抜けた発想は果たして生まれるのか?
様々なことを考えさせられる作品です。
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