時代と共に変化してきたスケボーのスタイル
こんにちわ。スケートゥーです。
今回の内容は「オールドスクール」と「ニュースクール」についてです。
個人的にはスケボーのスタイルを分別するのはあまり好きではなく、
オールドスクール、ニュースクールだからこうじゃなければいけないという
固定概念を持ってスケボーするのはナンセンスだと思っております。
なので、その人が好きなスタイルを色々とバランス良く取り入れて行けば
それが自分のスタイルになって楽しくスケボーができるものだと思います。
そういった意味での参考になれば幸いです。
スケボーの形状に変化があった時代
まずは時代的にどこまでがオールドスクールでどこからがニュースクールなのか?
これを線引きするのはとても難しいのですが・・・
私が思うにダブルキックデッキ(ノーズもテールも反り返りのある形状のデッキ)が
世に出た年を境にするのが良いのではないかと思います。
しかしその正確な年を特定するのも難しく・・・
それならばこのダブルキックデッキを世に広めたロドニー・ミューレンが社長を務め創業した、
ワールドインダストリーズの創立の年。1989年を境とするはどうでしょう?
時代的にもフリースタイルが廃れてストリートに活路を見い出したスケーター達が
ストリートでフリースタイルのトリックを次々と適応させていった時代でもあります。
より現代的でテクニカルなストリートスタイルが広まって行ったのです。
オールドスクール、ニュースクールとは?
そもそもスケボーで言うオールドスクール、ニュースクールとは、
いったいどんなものなのでしょうか?
見た目も違えば、ギヤやトリックも違います。
デッキ
オールドスクール
![80年代のスケボー](https://suke-to.com/wp-content/uploads/2015/05/384826104_563552a2e0_z.jpg)
ここではオールドスクールデッキとして主に80年代に主流だった横幅が10インチ以上ある
太めのものにフューチャーしたいと思います。
ウィールにもよりますが、トラック幅はインディでいうところの159以上を装着する
場合もあります。
キック、つまり反り返り部分はテールのみで、グラフィック面にはレールガードを
付けたりもします。
細かく言うと80年代以前のものもオールドスクールであり、他にもフリースタイル用のデッキも
ありますが、わかりやすいところで上記の形状のデッキを紹介してみました。
ちなみに私はキャバレロのチャイニーズドラゴンを所有しておりウィールは太めの
クルーザー仕様でセッティングしてます。
こんな感じです↓
ニュースクール
![スケボーデッキ](https://suke-to.com/wp-content/uploads/2015/05/3533878204_bd5752d4d7_z-1.jpg)
ニュースクールデッキはダブルキックといってノーズにもテールにも反り返りがあります。
太さは用途によってまちまちですが、キックフリップなどの回し系でカーブやレールなどを攻める
ストリート仕様の場合は細めの8インチ以下を選ぶと扱い安いです。
スケートパークでボウルなどを攻める場合は逆に太めの8インチ以上を選ぶと
スピードが出ても安定します。
トリック
オールドスクール
オールドスクールトリックの代表として下記のものを上げてみました。
- ノーコンプライ
- ボンレス
- スライドターン
- エアウォーク
この4つが出来るだけでもかなり渋いです。
今の時代だからこそオールドトリックを取り入れて滑るとかっこいいですね。
ニュースクール
どこからがニュースクールトリックなのか線引きがとても難しいのですが、
より立体的なトリックとしてキックフリップなどのトリックをストリートで行う。
つまり例としてあげるなら、キックフリップしてカーブにインし50-50グラインドを
キメるといった具合です。
そして現在では更に複雑化してカーブやレールでの複合トリックの回数と完成度を
競い合う形となっています。
例えばfs180キックフリップをしてレールにインしてKグラインドをし、
更にビッグスピンでアウトするとか・・・もうわけ解らん次元です。
ファッション
オールドスクール
ではファッションではどのような変化があるのでしょうか?
オールドスクールファッションのイメージと言えばハーフパンツにハイソックス、
そしてバンズのオールドスクールを履く西海岸のノリのイメージですね。
出典:SkaterSocks
ニュースクール
ニュースクールファッションと言えばDCシューズやエレメントなどの現代的なデザインです。
ひと昔前の90年代後半〜2000年代初頭だとオーバーサイズのルーズな感じで
着古したデニムにTシャツやパーカーでざっくりキメる感じが個人的には好きです。
そして現在はルーズなシルエットからタイトなシルエットに変わってきています。
よりタイトなスキニーパンツスタイルも見受けられるようになりました。
まとめ
冒頭にも言いましたが、こうじゃなければいけないと言う固定概念はスケボーには
必要ないと思うのです。
古いものと新しいもの、どちらが良いということもなければ悪いと言うこともありません。
どちらにも一長一短があり尊重すべきところがあるのです。
なので自分の感性に従ってバランスよく取り入れていくのが楽しく滑るコツだと思います。
私はカーブもやるしボウルもやります。気晴らしにフラットでノーコンプライもやります。
ファッションはどちらかというとアメカジが多いですが、カジュアル系も着ます。
あいつのスタイルは嫌いだぁ。とかあるかと思いますが、それをわざわざ口に出し
隔たりを作ることもありません。人それぞれですからね。
それでは皆さんも色々試して自分なりのスタイルを築いてくださいね。
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