名前：Tony Alva（トニー・アルバ）
生年月日：1957年9月2日
出身：カリフォルニア州 サンタモニカ
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私が勝手に彼にキャッチフレーズを付けるとすれば「元祖肉食系スケートボーダー」と
名付けさせていただきたい（笑）
それだけ「トニー・アルバ」という男にはギラギラしたイメージが私の中にはあるのです。
そんな彼のスケーターとしてのキャリヤはもはや伝説となっています。
Z-Boysの主要メンバーで創成期のスケボー界を牽引した人物の一人であることは間違いない。
もちろん現在でもボウルをガンガン攻める現役のスケーターです。
伝説のスケボーチーム「Z-Boys」のメンバー
やはり彼を語る上で外せないのがスケボーの礎を築いた伝説のチーム
「Z-Boys」のメンバーだったということでしょう。
ジェイ・アダムス、ステイシー・ペラルタ、ジム・ミューア、ショーゴ・クボなど
これだけアクの強いメンバーの中でも更にアクの強いのがトニー・アルバだ。
彼らを押しのけ前に前に出て行くような攻めのライディング。
トニー・アルバはサーフィンのスタイルをスケボーに取り入れ革命をもたらしたスケーターの一人と言える。
そしてその後、舞台は空のプールへ・・・通称「ドッグボウル」へと移っていくのです。
Z-Boysのクルー達はこぞってドッグ・ボウルで自らの勇気・スキルを競い合います。
そんな彼らのスケボーへの飽くなき探究心から始まった「ドッグボウル」は新たな
スケボーのスタイルとして確立していったのです。
そしてトニー・アルバはドッグボウルスケートの創始者の一人としてスケボー界で
クレジットされているのです。
19歳の時にアルバスケートボードを設立
そんな肉食系のトニー・アルバですから必然と頭角を表しZ-Boysの枠に納まり切れなくなります。
そして自らの名前「Alva」を冠としたスケボーカンパニー「Alva skateboards」を
齢19歳にして設立します。
会社名に自分の名前を入れるところが流石、自分好きのアルバって感じがしますね。
このロゴを見たことがあるスケーターはきっと多いはず。
ちなみにAlva skateboardsは現在のスケボーデッキの素材であるカナダのメープル合板を
使用して層状にプレスした最初のスケボーカンパニーの一つでもあるそうです。
2005年の長編映画「ロード・オブ・ドッグタウン」の制作に参加
2005年に公開された長編映画「ロード・オブ・ドッグタウン」では役者達にスケボーを教える
コーチとして制作に参加しています。
彼にレクチャーを受けた役者達は本物のスケーターと見間違うほどのスキルを身につけ、
本編ではその滑りを存分に発揮しています。
もちろん役者の努力もありますが、コーチとしてのアルバの才能も流石です。
2013年 スケートボード業界に最も影響を与えた30人に選出
トニー・アルバは2013年のトランスワールド30周年企画
「スケートボード業界に最も影響を与えた30人」に選ばれています。
スケボー界の始祖の一人で影響を与えまくって来た人ですから選ばれて当然ですね。
まとめ
アルバの気性の荒い性格上トラブルは絶えなかったと思います。
しかし周囲に屈することなく自分を前に前に押し出し自分の感情に素直に付き従う
そんなトニー・アルバのような肉食系男子が草食系男子がはびこる今の世の中には
貴重な存在なのではないでしょうか？
その結果が永きに渡りスケボー界で活躍し数々の伝説を築いたのだと思います。
