【スケーター名鑑】マーク・ゴンザレス「スケボーカルチャーをアートの域に高めた唯一無二の存在」

【スケーター名鑑】マーク・ゴンザレス「スケボーカルチャーをアートの域に高めた唯一無二の存在」

プロスケートボーダー マーク・ゴンザレス
photo by KelsaaCPH

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名前:Mark Gonzales(マーク・ゴンザレス)

生年月日:1968年6月1日

出身:カルフォルニア州 ロサンゼルス

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ゴンズことマーク・ゴンザレスは長年活躍し続けるスケーターであり、画家、詩人、アーティスト

スケーターとしては、ストリートでの滑り方を示した第一人者として個性的なスタイルを見せてくれる。

スケボーをとことん楽しんでいるのが伝わるゴンズの滑りはまるでスーパーボールのようだったという。

 

マーク・ゴンザレス blind時代の「Video Days」

そんな若かりし頃のゴンズの滑りが見れるのが伝説のスケートビデオ「Video Days」。

ディレクターに映画監督でゴンズの親友ある「スパイク・ジョーンズ」。

そしてblindのチームメイトで今は役者の「ジェイソン・リー」。

少年時代の「ガイ・マリアーノ」も出演しているからたまらん!

スケートビデオとしては見所満載の「Video Days」だけどストーリーの方はちょっとだけ意味不明?

今までみんなで乗って旅をしてきたキャデラックをクライマックスで谷底に落とすという奇怪な演出!

流石ゴンズ!常人では計り知ることはできません(笑)

チーム名のblindは当時の大手スケートカンパニーvisionに対してのアンチとして、

皮肉も含めた反対の言葉「盲目」という意味。

アメリカ人てこういところシャレてるよね。

 

大人になったゴンズ

そして近年のゴンズはこんな様子。

この動画を見るとゴンズは大人になってもかなりの自由奔放。何事も子供ように楽しんでいる。

動画の中でMTBでバニーホップしてるけどかなりうまくないっすか?!

日本で近所にこんなおじさんが住んでいたらちょっと怪しまれそう・・・

有名なスケーターだと知らない親御さんはあの人に近寄っちゃだめ!なんて警戒されそうだね(笑)

僕も近所で警戒されてるかもね。挨拶しても返してくれない奥様がいるんだ(笑)

 

アーティストとしてのマーク・ゴンザレス

ゴンスは画家としてはこんな感じの絵を描いている。

マーク・ゴンザレス イラストレーション

これなら自分でも描けそうと思うでしょ?

でも描けないのですよ〜

僕も描いてみようと挑戦したことがあったが全く描けません。

邪念がありすぎると描けないのです。ゴンズのように子供のような純粋な心がないとね。

悟空がキントウンに乗れるのと同じね。

 

そしてゴンズの詩は僕らを青色の世界に引き戻してくれる。

若い子たちにはきっと勇気を与えてくれる。

 

「 移ろいやすい不変の詩   のろまな”H”の韻   それって重要なことなんだ 」

僕の持っている本全部に落書きしたかった。

それは僕の本の中の写真を全部見終わってからの話だよ。

だって僕にはそこに何が書かれているのかよく分からなかったから。

時々僕はページの上に指をおいて書かれている単語を一語々々腺のようになぞって

読んでいるふりをしてみたけれど、先生はだまされなかった。先生は頭がいいからね。

先生たちは誰が賢くて誰がバカなのかをちゃんと知っているんだ。

でもね、「僕が何者か」ってことは誰にも変えられないんだよ…

だから学校をやめてスケートボードを始めた。

それは世間に僕のこと知ってもらう”早道”だったんだ。

かつて僕は”追われている”ふりをしていた。

街のはずれからはずれまで誰の目にも止まらぬように駆け抜けた。

そのおかげでスケーティングの基礎が身についた…

あぁ、サウスゲートの歩道のあの音。今となっては懐かしい遠い昔さ。僕はもうじき30才になる。

僕は今でもスケートをして、絵を描き、小説を書き、キルトをつくっている。

僕はそうやって人生の”学校”から逃れているんだ。

”いろんなことを指図される場所”…それが僕にとっての学校だった。

今ここに僕の詩や絵やデッサンの本が出版されるなんて何だかちょっと不思議だね。

先生達が知ったら吐き気をもよおすだろうな…そして世間の多くの人たちも。

世間の人たちって皆ちゃんとスペルを間違わないようにできている。

でもね、早く読めないとか、スペルを間違えるからって不良品の烙印を押すなんてひどいよ、

そんなふうに人を判断しちゃいけないよ。

いつかきっと”言葉”や”争い”がなくてもお互いにコミュニケーションできる日がやってくると僕はおもってる。

もしも君たちが僕の詩や絵や作品に親しみを感じてくれたなら、

きっと君たちも僕みたいにこれからのこと全部ひとまとめで好きになってくれるといいな。

もしそうでなかったら、”check it out !”

MARK GONZALES ’98.Apr.San.Francisco

 

 

アパレルブランド「Mark Gonzales」

(マークゴンザレス) Mark Gonzales SKATEBOARDING Tシャツ (L, ホワイト)

ゴンズは自身の趣味趣向を反映させたアパレルブランド「Mark Gonzales」を展開している。

お値段もわりとお求めやすく僕も何着か所有している。

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トミー・ゲレロとマーク・ゴンザレスがタッグを組んだクルキッド

トミー・ゲレロとゴンズがタッグを組んで出来たのがスケートブランド「クルキッド」だ。

名作ジップジンガーやゴンズのアートワークを反映したデッキが異彩を放っている。

 

僕はジップジンガーより大きい8.6インチのジップザガーをクルーザーとして使ってるよ。

 

最後に

僕はゴンズのことを「子供心を持ち続ける純粋な人」だと思っている。

これはきっと僕だけではなく多くの人がそう思っているんじゃないかな?

それがゴンズの魅力としてたくさんの支持を得ている証。

そして彼はスケートボードとアートという2つの世界を縦横無尽に滑り続け、繋げることに成功した

世界でも先駆け的な生ける伝説。

ゴンズを含め90年代を駆け抜けたアーティスト達の軌跡は「ビューティフル・ルーザーズ」で目撃できる。

 

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