嫁がいない時に息子におもちゃを買い与えて手なずけているスケートゥーです。
お陰で最近はめっきりパパっ子になっています。
そんな息子もスケボーには興味は持ってくれているものの、いかんせチャレンジ精神が希薄な上に怖がりなので、なかなかやる気になってくれません。
まぁ無理矢理やっても、やっとパパっ子になったのに嫌われてしまうのも悲しいので、なんとかスケボーへの興味の持続を図りネットでスケボー動画を見せている今日この頃。
その動画の中でも、僕が大好きなThe Berricsの企画で「First Try Friday」というシリーズがあるんですが、色々なプロスケーターを主にThe Berricsのスケートパークに招いて、いきなりメイクしてもらうというのもで、これがわぁ〜凄い!ってなるんです。
特に僕が青春時代にリアルタイムで見ていた80〜90年代のプロスケーターの回がお気に入りなのです。
【おさらい】The Berricsとは?
「First Try Friday」のお気に入り動画を紹介する前に、「The Berrics」を知っている人も知らない人も、まずはおさらいをしてみたいと思います。
The Berricsとはプロスケーターの「スティーブ・ベラ」と「エリック・コストン」が立ち上げたスケートパークなのですが、これが普通のスケートパークではないのです。
何が普通じゃないかと言うと「The Berrics」の中で、様々な企画などを通して繰り広げられるプロスケーターの滑りをインターネット動画で配信するという、とても斬新なコンテンツなのです。
The Berricsが出た当初、この斬新さはスケボー界に新たな新風を巻き起こし話題となりました。
「スケートパーク+動画配信」は今ではThe Berricsの専売特許となりプロスケーターの滑りを見れる新たな場所として、多くのスケーターに広く認知される存在となっています。
The Berrics「First Try Friday」シリーズとは?
続いて「First Try Friday」とは何ぞや?ってことですが、The Berricsには様々な企画があって、その中の一つとして「First Try Friday」がります。
内容は毎回一人のプロスケーターを主にThe Berricsのスケートパークに招いて、到着して直に何かトリックをメイクしてもらうというものです。
ほぼ準備運動なしでいきなりやるってところが面白いんです。
大体2、3回トライして直にメイクできるところが流石プロって感じで、やっぱり素人とは全然違うところを見せ付けてくれます。
あと僕が個人的に好きなのは、The Berricsのスケートパークまで、それぞれのプロスケーター達は、車に乗って現れるのですが、その時にどんな車に乗っているのか見れるのも楽しみの一つです。
マイク・バレリーがハマーに乗っていたりして、へぇ〜ってなったりします。
「First Try Friday」の中でおっさんスケーターに熱い回はこれだ!
「First Try Friday」で僕が好きな回はどうしても、80〜90年代に活躍したスケーターになってしまう。
もうおっさんなのに、どうしてそんなにメイク率が高いの?って感動すらしてしまう。
スケボー界を牽引してきたのは伊達じゃない!
エド・テンプルトン
僕が真っ先に上げたいのが、プロスケーターであり、スケボーカンパニー「トイ・マシーン」のオーナーでイラストレーター、フォトグラファーの「エド・テンプルトン」45歳。
エド・テンプルトンは登場からメイクするまで本当に大丈夫か?って心配になるんだ。
ノッソノッソと歩いては、のぼ〜として、メタボなおっさんがレッジで何かやろうってんだからさ。
レッジの高さもある程度あるし、その体であそこまで飛べんのか?
怪我すんじゃないかと心配する僕を後目に見事な180・5-0グラインドをやってのける。
すげぇ〜
エド・テンプルトンは近年、スケーターよりアーティストとしてのイメージが強いけど、スケーターとしてもまだまだイケてますやん。
【スケーター名鑑】エド・テンプルトン「スケボーからアートへ表現の場を変えたスケーター」
ジェイミー・トーマス
続いてはジェイミー・トーマス43歳。
ハンマートリックの先駆者の一人でスケボーカンパニー「zero」のオーナー。
彼は成功してから金に物を言わせてスケーター精神に反するようなことをしているなんて話しも聞くが、僕にとっては90年代を代表する大好きなスケーターの一人。
来日した時、デッキにサインしてもらったことあります!(自慢)
そんなジェイミー・トーマスは体型は維持しているように見えるが、全盛期のような豪快な滑りはできないと踏んでいた僕だったが、スピード感のあるフロントサイドフィーブルグラインドを見せてくれた。
更にはペニーでフロントサイドボードスライドをハンドレールでメイク!
いや〜すごいね〜
【スケーター名鑑】ジェイミー・トーマス「過激なスケボー軍団ZEROの親玉」
マイク・バレリー
マイク・バレリー47歳はハマーに乗って登場!
バーチカルのトリックであるハンドプラントをストリートに持ち込んだり、先進的な滑りでストリートを盛り上げたスケーターの一人。
この人は現役バリバリで今でも滑っている姿を見れる機会は多い。
これぞマイク・バレリーというスタイルのある滑りをFirst Try Fridayでも披露。
安定感抜群で心配なく見れる・・・だけどよく考えたら47歳のおっさんだよ!
【スケーター名鑑】マイク・バレリー「無骨そうだが実は器用です!スケボー界のマルチプレイヤー」
デーウォン・ソン
デーウォン・ソン43歳もハマーに乗って登場。
この人も現役バリバリ!
未だ若手の追従を許さないトリックの正確性と複雑性、そしてメイク率の高さは唯一無二の存在。
First Try Fridayでもハーフキャブ・ブラント・360ショウビットという複雑なトリックを2回目で難なく成功。
どうして43歳でこんなことできるんだよ〜
スケボー界のイチローだよ!
【スケーター名鑑】デーウォン・ソン「スケボーがまるで生き物!誰も真似出来ないマニュアルの名手」
ジェフ・ローリー
この中のおっさんの中でも一番の若手?のジェフ・ローリー41歳。
見た目は昔とほとんど変わってません!
スリム!努力してるんだろうなぁ・・・
トリックも90年代ストリートを沸かせた彼らしく、ハーフキャブ・ヒールフリップを2回のトライで見事メイク。
おっさんでバリバリストリートできるスケーターってかっこいいな。
【スケーター名鑑】ジェフ・ローリー「ヨーロッパスケボーの門戸を開いたパンクロッカー」
レティシア・ブフォーニ
最後はレティシア・ブフォーニ25歳。
アウディのなんか凄いスポーツカーに乗って登場!
金持ってんな〜
レティシアはおっさんではないですが、おっさんがたまらんと言った意味で最後に若い女の子を入れておきました(笑)
もちろん可愛さだけじゃなく、実力も現在の女子プロスケーターの中でもトップクラスの彼女。
なっなんと!一発でフロントサイド・フィーブルグラインドをハンドレールでキレイにメイク!
すっんげぇ〜
最後に
息子に見せるはずのスケボー動画がいつのまにか僕の方が夢中になってしまった(笑)
彼らはあくまでプロであって僕みたいなメタボなおっさんが影響されて自分の許容範囲を超えたトリックをやり出すと間違いなく怪我をする(涙)
でも触発されて挑戦するのはいいことだから、今の自分より少し上のことをやるようにするよ。
おっと息子のことを忘れていた!
そっと彼に目をやると、既に飽きてテレビでドラえもんを見ていた・・・
コメントを書く