本日は朝から嬉しいニュースが飛び込んできましたね。
そのニュースとは2020年の東京オリンピックの追加種目としてスケボーが最終選考に進みました!
厳密にいうとローラースポーツという括りの中にスケボーが入っているんです。
国際ローラースポーツ連盟、「Federation Internationale de Roller Sports」の
頭文字からの略称で、ローラースケート、インラインスケート、スケートボードの
国際的な統轄団体。81の国と地域が加盟している、IOCの公認団体。1924年創立。
出典:コトバンク
最終選考に進んだ他の競技は野球・ソフトボール、ボウリング、空手、スポーツクライミング、
スカッシュ、サーフィン、太極拳です。スケボーを含めると8種目が最終選考に進みました。
この8つが最終選考に進んだ理由は競技の普及度や日本がメダルを取れる可能性。
そして昨今の若者のスポーツ離れを危惧するIOCの意向を反映させ「若者」というキーワードが
選考座長の御手洗氏から繰り返し発せられた。
今後のスケジュールは8月に各種目とヒアリングをした上で9月末までにIOCに提案する
種目を決める予定とのこと。決定は来年8月のリオデジャネイロ五輪の前にIOC総会で正式決定する。
否が応でもスケボーのオリンピック種目決定に期待が膨らみます。
みんさま今後もローラースポーツというキーワードがニュースに流れたら要チェックですよ!
スケボーがオリンピック種目に追加された時のメリット
コアなスケーターの間ではスケボーがオリンピック種目になるのは反対という人もいます。
気持ちはよくわかりますが、もしスケボーがオリンピック種目になったら、シーン全体の
盛り上がりが一気に加速することは間違いないです。
その結果、各地にスケートパークが建設され競技人口も増加。
世界で闘えるキッズ達が各地でたくさん出てくるでしょう。
更に2020年の東京オリンピックをピークにアジア初、日本がスケボー界にインパクトを与える
歴史的な瞬間を拝む事ができます!
最終的には日本でもスケボー関係でご飯を食べて行くことが出来る人が増えると思われます。
スケボーがオリンピック種目になると起こるデメリット
スケボーがオリンピック種目になるデメリットはコアスケーターが危惧するところの、
スケボーが金儲けの道具となってしまうという部分とスポーツとしての競技になってしまう
というところだと思います。
本来スケボーが持っているルールに縛られない自由な発想とアート性がどこかに行ってしまう・・・
これってとても悲しいことです。
現在ではテクニックを追い求め複雑なトリックを積み上げるとこで競技性が高くなっていますが、
一方でそういったテクニックがなきゃいけない、そうじゃないと恥ずかしいなんて気持ちで
スケボーしているキッズもいるかもしれませんね。
スケボーは本来うまくなくても楽しめるものです。
工夫次第で誰も真似できないスタイルを築くことだってできるから面白いんです。
まとめ
スケボーのオリンピック種目追加に関しては賛否両論ありますが、
とにかく今後の行方を見守りましょう。
ちなみに私は賛成派です。理由は前序したメリットの方が私にとっては魅力を感じるからです。
生きているときに自分の国でオリンピックが見れて更にそこに世界中からスケーターが集まる。
考えただけでワクワクします。
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