【スケーター名鑑】トニー・ホーク「スケボー界史上最も成功したスケーター」

【スケーター名鑑】トニー・ホーク「スケボー界史上最も成功したスケーター」
photo by Victor Solanoy
photo by Victor Solanoy
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名前:Tony Hawk(トニー・ホーク)

生年月日:1968年5月12日

出身:カルフォルニア州 カールスバッド

スポンサー:Birdhouse, Independent, Quiksilver, Bones, Nixon

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今更〜と思うかもしれませんが・・・私もそう思います。

記事にするタイミングを逃しつつ現在に至っております・・・

みんなが知っているトニー・ホークの今更なにを紹介しようか悩みどころですが、

知っている人は暖かく見守ってやってください。

そうトニー・ホークとはスケボー界でもっとも成功し地位も名誉も

手に入れたスケートボーダーです。

いやらしい話し、金銭的にもスケボー界のビルゲイツと言われるくらい

ザックッザク入っています!

「バードマン」なんていう愛称でも呼ばれたりもしています。

そんなトニーの成功の理由とは一体なんなのでしょう?

その理由を考察してみたいと思います。

 

伝説のスケボーチーム「ボーンズ・ブリゲイド」に加入

それでは彼の幼少期までさかのぼってみましょう。

トニーは14歳でプロスケートボーダーとなっています。

そこにはレジェンドの中のレジェンド、伝説のスケボーチームで「Z-boys」のメンバーであった

「ステイシー・ペラルタ」に才能を見い出されたことが始まりでした。

ステイシーは自身のスケボーチーム「ボーンズ・ブリゲード」のメンバーとして

トニー・ホークを迎え入れました。

ここいらの詳しい話しはこちらの記事をご覧ください↓

映画で見るスケボーの歴史

チームメイトにはスティーブ・キャバレロ、ロドニー・ミューレン、

トミー・ゲレロ、マイク・マクギル、ランス・マウンテンと蒼々たるメンバーの中で

切磋琢磨しスケボーのスキルを磨いて行ったのです。

そしてチームの外にもこれまた最大のライバル「クリスチャン・ホソイ」がいました。

彼と数々の大会の優勝を争うことでバーチカルのトリックスターとして次々と新技を開発し

技術と力を付けていきました。

そうトニー・ホークの成功の一番の根幹にあるのは、やはりスケーボーダーとしての

高度なスキルが全てのスケートボーダーの中でもトップ中のトップにあったからです。

これは一見当たり前のことのようですが、スケボーが次の段階に進化して行く時代であった80年代。

新しいトリックを生み出しながらライバルの追従を許さないというのは生半可なことではないと思います。

 

トニー・ホーク伝説900°の成功が世界を震撼させた

そして時代は進み数々の伝説を生み出し続けていたトニーですが、

その中でも特にスケボー界に深く刻み込まれている伝説が1999年の7月27日。

X-Gamesの大舞台で成し遂げた900°のメイクです。

当時、まだ誰も成功したことのなかった900°(2回転半)を見事X-Gamesの大舞台でメイクしたのです。

当時のアメリカの新聞にはベースボールの記事を抑えて、トニーの偉業をたたえる記事がデカデカと

掲載されたようです。

私も当時の様子を411vmというスケボーのビデオマガジンで見たのを覚えています。

それはそれは大興奮でした。

 

スケボーゲーム「トニー・ホーク プロスケーター」シリーズ

そんなスケートボーダーとしての偉業がベースにあり、

次に彼が挑戦したのがスケボーのビデオゲーム「トニー・ホーク プロスケーター」シリーズです。

このシリーズは1999年に発売以来、全18タイトルをリリースし世界中で大ヒットしました。

スケボーはよく解らんが、「トニー・ホーク プロスケーター」なら知っているという。

ゲームキッズの心までも掴んでしまったトニーなのでした。

このことで彼はビジネスマンとしても大成功を納めることになります。

いや〜なんとも羨ましい話しですな。

 

プロ引退後も積極的にスケボーの布教活動を続ける

1999年にトニーはプロ競技からの引退を表明し、それからは個人的なスケボーショーなどを

行っていますが、彼の伝説は今でも続いています。

スケボーをオリンピック競技にする活動やNGOへの支援など尽きることないスケボーへ情熱。

そして最新のトニーの映像がホーバーボードを楽しそうに試乗するビデオです。

ここら辺のことも本気で開発に携わっているのでしょうかね〜

 

まとめ

トニー・ホークの成功の理由は何か?

 

  • スケートボーダーとしての本物の実力
  • 数々の伝説をスケボー界に刻んできたこと
  • 尽きることのないスケボーへの情熱

 

上記以外にも彼の人柄もあるのだと思いますが、彼の人柄を窺い知ることができるのが

ロドニー・ミューレンの伝記ザ・マットに載っています。

この本の中でトニー・ホークのことがちょいちょい書かれているのですが、

彼はその実力のあまり幼少期より数々の嫉妬やねたみの対象として攻撃されてきました。

しかし、彼はそこで腐らずに真っすぐ育ち、とても芯の強い人間になりました。

それは彼の家庭がとても暖かく、両親ともにトニーに愛情を注いでくれるとても幸せな

家族だったことが影響しているのだと考察できます。

やはり愛情って大切ですね。

トニー・ホークの成功のもう一つの理由は「家族の愛」なのかもしれません。

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