2000年代前半にスケートシューズ界の頂点に君臨していた「es」。
esのシューズは技術的にも耐久性にも優れたスケートシューズを次々にリーリースし多くのスケーターから支持を得ていた。
しかもチームには、エリック・コストン、ボブ・バーンクエスト、アルト・サーリ、ポール・ロドリゲスなどの
数多くのスタースケーターが所属していた。今となってはビッグネームばかりのオールスターチームだ。
しかし、諸行無常。そんなesの栄華は続かず、スタースケーターが次々とチームを離れ、ブランドのパワーは失速。
スケートシューズのビジネスは簡単なものではありませんでした。
そして月日は流れ、esが復活するとの噂が回り始め、今年の初めにそれは現実となりました。
チームには誰が入るのか?現在のスケートシューズ界で競合するブランドはナイキやアディダス、ニューバランスと
スポーツメーカーの巨人ばかり、果たしてここに入ってesは何をもたらすのか期待が高まりました。
しかし、チームは無く、ビデオもありません。あるのは3種類のシューズと赤、青、白の3色のバリエーションのみ。
希少性を売りにした草の根的なマーケティングプランで販売しました・・・
これまでのところesのカムバックは期待ハズレでしたが、1990年代後半から2000年代初頭のesを知っている
多くのスケーター達は、きっともう一度esの復活を見たいはずです。
それには新しい世代のスタースケーターを発掘しYouTubeでビデオを公開するなど、
必要なことをやっていくことになると思います。
ちょっと暗い記事になってしまいましたが、esの今後に期待しつつ動向を見守って行きたいと思います。
ソース:es IS BACK, BUT DOES IT CHANGE ANYTHING?
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