【やっぱり流行ってはいないよね?】2015年ピストバイクの現状

【やっぱり流行ってはいないよね?】2015年ピストバイクの現状

ピストバイクにハマっている今日この頃

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私が最近スケートボードの他にハマっているもの・・・それはピストバイクです。

貴重な休日を何して過ごすかとても迷いますが、私はもっぱらピストバイクに

乗って遊んでいます。

ということで今回はピストバイクについて書きたいと思います。

ピストバイクを知らない人の為に。  

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ピストバイクはロードレーサーのような大きなタイヤと

細身のフレームの自転車。 変速機はもちろん、

ときにはブレーキもついていないシンプルな構造。

それを好きなパーツやカラーリングで自分仕様に仕上げて街を走る!

トリックをキメる。雑誌や街で見かける事も多くなってきました。

-それこそがスタイル&エコロジー世代の新しい自転車ピストバイク。

もともとは日本発祥のお馴染み競輪=トラックレースで使われていた

自転車をアメリカのメッセンジャーが仕事で使い始めたのが

始まりといわれています。

特徴は 変速機が無い=シンプルでトラブルがない。

固定ギア=ギアとホイールが固定されており、走行中は基本的に

足の回転を 止める事が出来ない。

ゆっくり回せばエンジンブレーキのようにスピードを 落としたり、

足のみでスピードを自由に操る事ができきる。

逆に回せばバックも出来る。 スキッド=固定ギアの特性を活かし、

スキッドといわれる トリック(ブレーキ)がかけれる。

タイミングよく足の回転をとめる事により後輪がロックしてドリフトの

ように ブレーキをかけたり、スライドさせて遊べる。

引用元:https://toolatesports.com/

 

というものです。

ピストバイクという名称の他、Fixed Gearや国内ではフィックスなんて呼んだりもします。  

 

ピストバイクって何が凄いの?

よく聞かれるのがピストバイクって何が凄いの?

ただ走っているだけじゃんと言われることがあるのですが、

海外のビデオでよく出てくる坂道を猛スピードで下って行くあのシーン。

まず大前提にあるのはノーブレーキです・・・

止まるというより減速させるにはスキッドという後輪をドリフトさせる

技しかありません。

つまり車で言えばエンジンブレーキしかない状態で坂道を猛スピードで

下っている状態です。

これには相当な度胸とテクニック、そして判断力が必要になるというわけ。

だから凄いのです。

 

ピストバイクの何がそこまで私を引き付けるのか?

さてこのピストバイク何か楽しいかというと、

まずは自転車を自分好みにカスタマイズするのが容易であること。

ハンドルを変えたり、ペダルの色を変えたり、パーツが各メーカーから豊富に

出ているのでちょっとした着せ替え人形感覚を楽しめるのです。

なのでピストバイクはファッション性が高い自転車とも言えますね。

もう一つが固定ギアの魅力です。

固定ギアとは上記に述べれているように、漕いだら漕ぎっぱなしで止まれません!

これがスケートボードの感覚と近いと言われていてスケーターのファンも多い。

この構造を利用して後輪をロックしてドリフトさせるスキッドというトリック

楽しくて、習得するまで少し練習が必要ですが、できるとキュルキュルという

音と共に後輪の滑る感覚が何ともと言えないのです。

ちなみに普通の自転車やロードレーサー、クロスバイク、 MTBなどに付いているのは

フリーギアと言います。

ペダルの回転を逆方向に回すと空回りする構造のものをフリーギアと言います。  

 

日本でのピストバイクブームは既に去っている?

写真

引用元:ザ・ピストバイク・バイブル

ピストバイクは元々ニューヨークのメッセジャーたちが乗っていたのですが、

日本では2009年頃にブームとなり渋谷、原宿のキーマン達が注目した

ことによって 一気に日本でも流行の最先端となります。

中でもスケートチームのT19メンバーがピストバイクの魅力をスケートボードと

クロスオーバーさせるように伝えたことによってより価値が高まったと思われます。

当時ピストバイクはスケートボードと同じような道を辿り一つのカルチャーとして

発展していくだろうと言われていました。

しかし、このピストバイクというものは公道で乗る為には、

ある程度のテクニックが必要なのも事実。

ブレーキ無しでは止まれない人も多く事故が相次いだのを受けて

2013年頃からブレーキのないピストバイクの販売が禁止となります。

この頃からピストバイクのブームにも陰りを見せ始め、いつの間にか日本の道路から

ピストバイクの姿が消えていったのです・・・  

 

中古市場から考察する2015年ピストバイクの現状

ピストバイクの情報をネットで検索すると古い情報はたくさん出てきます。

新車を購入した人の笑顔と共にピストが光っている・・・

なんて写真が数えきれないほどありますが、ここ1〜2年の間となると検索しても

ほとんど出てきません。

出てくるのはピストバイク専門店のブログなどで、個人で投稿されたものはほぼ皆無。

そんなブームの去ったピストバイクですが、実は根強いファンがいるのを

中古市場から感じることができます。

その理由は、完成車はもとより、その他のピストバイク関連パーツがなかなか

値崩れしません!

過去の異物なら値段が下がっても良さそうなもんですが、安く手に入れるのは

なかなか苦労するのです。

これは何を意味するのか?

私が考察するのに一時期のブームより人口は減ったものの、

日本でもピストバイクはもはや一つのやカルチャーへと昇華し本物の根強いファンがいる

のだと推測されます。

私はスケートボードもやりますが、ピストバイクはある意味スケートボードと

同じ道を辿っていると言えるのではないでしょうか?

スケートボードは10年ごとにブームが来たり去ったりを繰り返しています。

日本でもまたピストバイクが注目を集める日がくるかもしれません。

ちなみに本国アメリカでは既にピストバイクは立派なストリートカルチャー

としてスケートボード、BMXと肩を並べるほど定着したものとなっているようです。

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ピストバイクはジャンルが分かれてきている

現在のピストバイクは大きく分けてトリックピストとトラックレーサーに分かれ

きています。坂道を下っていくストリートライドなどもありますが、

これは日本では全序したようにノーブレーキは禁止されていますので、

本来の過激な要素は半減すると思います。

 

トリックピストとは?

トリックピストはどちらかというとBMX寄りのスタイルになってきています。

フレームサイズは以前は700cというサイズで27インチが主流でしたが、

現在は26インチが主流となっています。

もちろん700cの乗り味が好きと言う人は700cを好んで乗っています。

そしてハンドルは幅広になり、スプロケットとクランクはBMX用の丈夫なものに、

シートとシートポストはBMXで使われているピボタルタイプへ、

そしてタイヤは太く40c以上を履かせていたりします。

つまりトリックの進化に伴い激しい動きを要するようになったのに対し、

耐衝撃性を考慮した形へと進化したのです。

しかし、BMX寄りと言ってもトリックの方はピストバイクならではの固定ギアの

構造を利用したものが多く、ペダルの回転を逆方向に回してフェイキー

(後ろ向きで進みながら)からトリックをコンボさせるといったものもピストバイク

ならではの魅せるトリックの代表です。

現在ではより複雑に。よりアクロバティックになってきています。

だいぶ前のDVDになりますが日本ピスト界の重鎮「伯爵」がトリックをレクチャーして

くれるDVDを見ながら私は練習しています。

初級者から中級者までのピストバイクトリックHowToをチェック

 

トラックレーサーとは?

ようは競輪の自転車です。

リーダーバイクやチネリなどのようなレース用の車体が用いられます。

そしてコース内を誰が一番早く走れるか競うのがトラックレースなのです。

その中でも接触ありクラッシュありの過激レース「Red Hook Crit」が注目を集めています。

海外では日本の競輪がスタイリッシュに変化して生まれ変わっていますね。

これなら逆輸入で日本の若者にもまた受け入れられる日がくるのではないでしょうか?

 

2015年あのMASHの新作ビデオがついに登場

ピストバイクブームの火付け役となったあのMASHが8年の沈黙を経て

2015年12月1日に新作ビデオを世界同時リリースした。

10月17日、18日に行われたジャパンプレミアも大盛況に終わり、

たくさんのピストバイク乗りが集まったのです。

やはり日本でもピストバイクはブームで終わってなかったのだ!

 

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